研究分野・教員
研究分野
物理科学科では、4つの研究領域で構成され、半導体や金属など物性(物質の性質)の研究、ナノサイズの材料に関する研究、レーザーやコンピュータを用いた情報・計測に関する研究、宇宙や天体に関する研究など多様な独自の研究が展開されています。
大学での研究は幅広く、実社会で将来使われる製品の技術に関わる研究なども行われており、研究で養われた考え方は、その専門分野だけでなく多方面に役立っています。スマートフォンなどの先端デバイスの技術は、物理学が支えているといっても過言ではありません。
各メンバーのリンクは福岡大学研究者情報に、研究分野のリンクは各研究室のHPにリンクされています。
基礎物理学分野
メンバー: 固武 慶,宮原 慎,林 壮一,坂本文隆 中村 航
物性物理学分野
研究分野:結晶物性,半導体物性
ナノ物理学分野
メンバー: 香野 淳,永田潔文,眞砂卓史,山本大輔,匠 正治,田尻恭之,西谷雄大、洞口泰輔
研究分野:ナノ・薄膜構造物性,超高圧物性,量子電子物性,生物物理学
物理情報計測分野
メンバー: 政田洋平,御園雅俊,端山和大,大前宣昭,小隈龍一郎,大槻かおり、松本仁、高橋忠宏
研究分野:物理情報科学,光科学, 重力波天文学, 量子エレクトロニクス
研究室ピックアップ
研究業績
研究業績に興味のある方は、理学部年報をご覧ください。
その他研究室の研究イメージ
新機能をもつ高速通信用素子開発のための電気磁気光学応答理論
スーパーコンピューターを駆使した超新星爆発の大規模数値シミュレーション
物理教育(教授内容の改善,教材開発,等)の研究と実践
多数のナノ粒子からなる薄膜の表面(原子間力顕微鏡像)
X線光電子分光装置(XPS,左)と測定例(右,Bi).原子・イオンの種類や結合等が分かる
原子間力顕微鏡によるタンパク質2次元結晶のナノ構造観察
物性測定装置:低温(液体ヘリウム温度)、高磁場で物質の特性を測定できる
クリーンルームでの微細素子作製(フォトリソグラフィ工程の様子)
重力波望遠鏡KAGRA(写真はKAGRAのアーム部)。アメリカLIGO、イタリアフランスVirgoとともに重力波観測ネットワークの拠点をなし、重力波天文学を拓いていく。
深層学習での乱流の隠れた構造に迫る(太陽内の対流の計算)
マグノニック結晶の電子顕微鏡斜写真。ナノサイズの溝(暗い部分)が周期的に並んでいる。