就職・進路
卒業後の進路
物理を学ぶことによって得られる知識・技術・思考力・問題解決能力は、専門分野のみならず、様々な業種に活かすことができます。
基礎となる物理学や物性の知識は電気電子や材料分野の企業への就職に、コンピュータ処理や数式・数値分析の能力はIT関連や金融関係への就職に役立ちます。また、物理学を学ぶことによって得られる論理的思考力・問題解決能力は、サービス業、公務員等、あらゆる業種に必要であり、これらが身についていることは大きな強みとなります。また、中高理科教員や塾講師などの教育機関、大学院への進学も多いのが物理科学科の特徴であり、このように物理科学科の卒業後には幅広い進路が開けています。
企業への就職
中学校・高等学校の理科教員
大学院への進学
卒業後の進路の約1/5は本学あるいは他大学の大学院への進学です。 大学院では、さらに深い専門知識の習得とともに、研究室で日々議論して研鑽を重ね、研究活動に取り組むことによって、論理的思考力・問題解決能力をさらに高めます。また、様々な研究発表の場を経験することでプレゼンテーションの技法を身につけることができます。学外の研究者との交流は、視野を広げ、社会性を養うことにもつながります。
福岡大学大学院入学試験には、推薦入試と一般入試(秋季、春季の2回)の他、3年次から受験できる飛び級制度があります。
大学院についてはこちらもご覧ください。
学生諸君のキャリア開発を支援
将来の進路選択に役立つ知識や業務遂行に必要な技術の習得を目的として、「発明と特許」(3年次)に加えて、「情報活用演習」、「物理と社会」などの科目が準備されています。また、福大生ステップアッププログラム 理学部物理科学科「先輩と語る‐大学と社会」等を開催し、一足早く社会人になった先輩方からのアドバイスを受ける機会を設けています。
近年の進路