典型元素化学

研究紹介

高周期典型元素を用いた有機合成化学

 炭素や窒素、酸素原子などを用いた有機化学は広く研究されており、その基本的概念・分子構造論・反応機構は、ほぼ確立したと言っても過言ではありません。しかし、第3周期以降の元素(例えば、15族リン、ヒ素、アンチモン、ビスマス、16族硫黄、セレン、テルルなど)の高周期元素を用いた化学は未だ解明されていないことが沢山あります。そこで、それら高周期元素の特異な結合様式・電子状態の創出を目的とした研究を行っています。


● リン原子を含む芳香族化合物の合成と性質の解明



● 硫黄もしくはセレンを含むカチオン性芳香族化合物の合成と性質の解明