最近の成果・表彰
当化学科では、様々な研究分野におきまして、世界に先駆ける研究を展開し成果を収めています。
著名な学術誌への掲載から国内の学会での学生ポスター賞に至るまで最近の特記に値する成果を下記に示します。
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当化学科の永井助教の共同研究が本学のプレスリリースで紹介されました
理学部化学科の永井哲郎助教は、大阪大学など4大学およびマルホ株式会社と共同研究を行います。
各大学とマルホは、本プラットフォーム開発に必要となる理論化学・計算化学・化学情報学の専 門家を有しており、これら専門家の協力のもと、本プラットフォーム開発の早期実現に取り組みま す。また、本共同研究講座は、医薬品製剤設計に資する各種デジタル技術の研究開発を目的とし ています。
本プラットフォーム開発に参画する専門家が有する最先端の技術や知見の融合により、世界初 かつ独自の製剤設計用デジタルプラットフォームの構築を目指し、より良い医薬品がより早く患者さ んのお手元に届くようにしてまいります。
永井助教は、分子シミュレーションを軸に計算化学の研究を行っており、本プラットフォームの早期実現に取り組みます。
詳しくはこちら
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当化学科の永井助教が物理学会若手奨励賞、溶液化学研究会奨励賞を受賞
溶液化学研究室の永井哲郎助教が、物理学会から、優れた研究を行い将来の発展が期待される若手研究者に贈られる『若手奨励賞』、及び、溶液化学に関する新進気鋭の研究者に与えられる『溶液化学研究会奨励賞』を受賞しました。
日本物理学会 第18回若手奨励賞
永井哲郎(福岡大学理学部化学科・助教)
研究題目:「新規動的モンテカルロ法と大規模分子動力学シミュレーションによる不均一系における物質輸送の研究」
永井氏は,不均一な溶媒内で生じる分子拡散による物質の輸送機構を解明するために,手法開発から大規模計算まで行った.全原子シミュレーションにより位置依存の拡散係数と自由エネルギー地形を求めて,拡散方程式を満足する動的モンテカルロ法を実施し,物質輸送を研究.位置に依存した拡散係数を求める方法の開発.ミクロ相分離構造を持つ高分子電解質膜のガス分子の透過率を実験と定量比較可能なレベルで実現した.方法論の開発も含まれていて興味深い.ごく最近まで着実に成果を上げており,今後の活躍が期待できる.以上の理由により,同氏を若手奨励賞受賞候補者として選考した.
詳しくはこちらの『日本物理学会領域12HP』もご覧ください。
第17回(2023年度)
永井哲郎(福岡大学理学部化学科・助教)
研究題目:「不均一な溶媒中で生じる物質輸送に関する分子シミュレーション研究」
こちらの『溶液化学研究会HP』もご覧ください。 -
当化学科の松岡准教授らの研究成果がアメリカ化学会の学術誌に掲載されました
化学教育研究室の松岡雅忠准教授らの研究グループは、高校化学の教科書にも掲載されている「薄層クロマトグラフィー」という手法により、色素の混合物をうまく使って文字を表す学生実験を提案しました。この成果は、アメリカ化学会教育部門の学術誌である『Journal of Chemical Education』に掲載され、雑誌の表紙に採用されました。
詳しくは、こちらのHPをご覧ください。
雑誌の表紙 -
当化学科の小柴教授のミトコンドリアに関する記事が高校生対象の参考書に掲載されました
化学科細胞動態学研究室の小柴教授の専門分野であるミトコンドリアに関する記事が、高校の生物基礎の参考書『理解しやすい 生物基礎』に掲載されました。
詳しくはこちらのサイトへ
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13th International Gel Symposiumにおいて当化学専攻の植田 まいさんがポスター賞を受賞
2022年9月2-4日(金-日) 13th International Gel Symposium 北海道苫務
ポスター賞 植田 まい (化学専攻構造物理化学専修博士課程前期2年)
「Poly(2-isopropyl-2-oxazoline)/イオン液体系の相分離挙動」
右から3番目 -
第59回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻の植田 まいさんがポスター賞(優秀賞)を受賞
2022年7月2日(土) 第59回化学関連支部合同九州大会
ポスター賞 優秀賞(高分子・繊維部門)
植田 まい (化学専攻構造物理化学専修博士課程前期2年)
「Poly(2-isopropyl-2-oxazoline)のイオン液体中におけるLCST型相分離とその溶液物性」 -
松岡雅忠准教授が2021年度日本化学会化学教育有功賞を受賞
当化学科の松岡雅忠 准教授が、実験教材開発,理科系探究活動の普及と高度化をはじめとする,幅広い化学教育への貢献が評価され、2021年度日本化学会化学教育有功賞を受賞されました。
受賞テーマ「化学実験教材の開発と理科系探究活動活性化 への貢献」
日本化学会が発行する機関誌『化学と工業』Vol.75 No.3 2022 (期間限定無料公開)にも詳細が記載されています。 →化学と工業HP
さらに、本学広報HPである『FUKUDAism-フクダイズム-』には、松岡先生へのインタビューや授業や実験の様子なども掲載されています。→こちら -
第58回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻の今村悟 君がポスター賞(優秀賞)を受賞
2021年7月3日(土) 第58回化学関連支部合同九州大会
ポスター賞 優秀賞(有機化学分野)
今村 悟 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
「ホストゲストコンジュゲートの合成と超分子集合体の構築」
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当化学専攻の河野未来さんが第58回化学関連支部合同九州大会において若手研究者奨励賞(無機化学)、九州錯体化学懇談会261回例会において優秀ポスター発表賞を受賞
2021年7月3日(土) 第58回化学関連支部合同九州大会
若手研究者奨励賞(無機化学分野)2021年7月17日(土) 九州錯体化学懇談会261回例会
優秀ポスター発表賞河野 未来 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
「二重pyrazolate架橋異種金属多核錯体の合成と磁気的性質」
賞状はこちら -
小柴琢己教授らが「withコロナ」時代に向けてミトコンドリアの新たな役割に関する解説論文をCell Press社の学術誌に発表
機能生物化学グループの小柴琢己教授とスイスのグループにより、「withコロナ」時代に向けてミトコンドリアの新たな役割に関する解説論文を『iScience』(Cell Press)に発表しました。
「Mitochondria – in the crossfire of SARS-CoV-2 and immunity」との題目で掲載され、昨今のコロナ禍の中、世間的にも興味がそそられる内容となっております。
詳しくは、こちらのHPをご覧ください。 -
竹立助教らがゲノムの安定性維持に関わる新たな仕組みを世界で初めて発見しました
機能生物化学グループの竹立助教は、フランス・マルセイユがん研究所での研究から、DNA修復やテロメアの恒常性維持に寄与する因子がDNA複製にも関わるという、これまで想定されていなかった新しい仕組みの一端を明らかにしました。今回の研究成果は、がんや老化の原因解明に向けて、重要な手がかりとなることが考えられています。
この成果は、本研究成果は、『Nature Structural & Molecular Biology』に掲載されました(2020年5月11日付)。詳しくは、こちらのHPをご覧ください。
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国際学会である 6th ACEM and 48th JEMSにおいて当化学専攻の修士2年上田 翔大(うえだ しょうた)君が若手研究者奨励賞(Canon award)を受賞しました
2019年11月18-20日: The 6th Asian Congress of Environmental Mutagenes (ACEM) and the 48th Annual Meeting of the Japanese Environmental Mutagen Society(JEMS)
若手研究者奨励賞 (Canon Award)
Shota UEDA (化学専攻生物有機化学専修博士課程前期2年)
"Functional analysis of Endonuclease/exonuclease/phosphatase family domain containing 1 protein Isolation of Two-coordinated Monomeric Nickel(I) Amide Intermediates in catalytic amination"
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小柴琢己教授らのミトコンドリア代謝に関する研究成果がアメリカ生化学会の学術誌に掲載されました
機能生物化学グループの小柴琢己教授らの研究グループは、2つのマイクロRNAである、miR-302bとmiR-372が、ミトコンドリアダイナミクスと代謝要求を調節することにより、ミトコンドリアを介した抗ウイルス自然免疫を標的にすることを報告しました。
この成果は、アメリカ生化学会の学術誌である『Journal of Biological Chemistry』に掲載されました(2019年11月25日付)。詳しくは、こちらのHPをご覧ください。 -
小柴琢己教授らのグループがミトコンドリア機能を司るプロヒビチン複合体の立体構造の一端を世界で初めて解明
福岡大学理学部化学科の小柴琢己教授らの研究グループは、ミトコンドリアの機能を司るプロヒビチン複合体の立体構造の一端を世界で初めて解明し、同複合体によるミトコンドリア機能の調節の仕組みを明らかにしました。プロヒビチン複合体は、ミトコンドリア疾患に関与する複数のタンパク質とも結合することが本研究で確認されており、今回の研究成果は今後のミトコンドリア疾患や病態の創薬開発への応用を進めていく上での手助けになることが期待されます。
この成果は、米国・Cell Pressの学術誌『iScience』に掲載されました(2019年9月5日付)。詳しくは、こちらの大学HPのプレスリリースをご覧ください。
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第56回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻の植松尊君が若手研究者奨励賞(無機化学)を、柴田佳奈さんがポスター賞(優秀賞)を受賞
2019年7月13日(土) 第56回化学関連支部合同九州大会
若手研究者奨励賞(無機化学分野)
植松 尊 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期1年)
「ビスピリジルピラゾレート架橋Cu(II)二核TCNQからなる梯子状錯体の合成と性質」
ポスター賞 優秀賞(有機化学分野)
柴田 佳奈 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
「ダブシルジスルフィド部位を有する刺激応答型シクロファンの合成と会合特性の評価」
植松君のポスターの様子はこちら
柴田さんの賞状はこちら -
石川助教、川田教授らの研究チームの二核Cu錯体の研究成果が王立化学会誌「CrystEngComm」に掲載されました
福岡大学理学部化学科の石川立太助教・川田知教授の研究グループは大阪大学構造熱科学研究センターとの共同で、多彩な配位構造を有する二核Cu錯体を発表し、その成果が王立化学会誌「CrystEngComm」に掲載されました。
詳しくは、こちら⇒ journal HP
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倉岡功教授のグループが飲酒で生じるアセトアルデヒドによる”がん”の原因になる化学構造を世界で初めて発見
福岡大学理学部化学科の倉岡功教授の研究グループは、大阪大学基礎工学部の岩井成憲教授との共同研究によって、飲酒により生じるアセトアルデヒドがDNAに傷をつけ、“がん”の原因になる「傷の化学構造」を世界で初めて発見しました。
この傷は、太陽の紫外線によってできるDNAの傷と構造がよく似ており、紫外線が“がん”を引き起こす仕組みと同じように、アルコールの摂取が“がん”を引き起こすと考えられます。この成果は、『Scientific Reports』に掲載されました(2019年1月24日付)。詳しくは、こちらの大学HPのプレスリリースをご覧ください。
また、以上の情報は、2月8日のRKB「今日感ニュース」で放送されたました。
放映タイトル「飲酒はがんの直接的原因」
※動画は昨今はやりのコンプライアンスのために掲載できません。ご了承ください。 -
塩井成留実助教が世界で初めて毒ヘビの毒を不活性化するタンパク質の立体構造解析に成功
塩井(青木)成留実助教研究グループは、北海道大学薬学部の前仲勝実教授のグループと共同で、世界で初めてヘビ毒と毒不活性化タンパク質複合体の立体構造解析に成功し、その成果が、米国学術雑誌(Journal of Biological Chemistry)のオンライン版に掲載されました(平成30年11月29日)。
研究グループは、毒ヘビが自らの毒から身を守るために備えた毒不活性化タンパク質を発見しました。毒ヘビが持つ毒不活性化タンパク質がどのように効率的かつ効果的にその機能を発揮できるのかを解明したこの成果は、毒ヘビ咬傷治療薬の開発に期待が持てます。現在、塩井(青木)助教は、シンガポール国立大学で世界のヘビ毒成分について研究し、新規治療薬創成の基盤づくりを行っています。その様子は、『実験医学11月号』(羊土社)でも紹介されています。
詳しくは、こちらの大学HPのプレスリリースをご覧ください。 -
第12回バイオ関連化学シンポジウムにおいて当化学専攻の野瀬さんがポスター賞(RSC賞)を受賞
2018年9月9日-11日 第12回バイオ関連化学シンポジウム(大阪大学吹田キャンパス)
ポスター発表賞(RSC賞)
野瀬 可那子 (化学専攻機能生物化学専修博士課程後期3年)
「RNA編集を部位特異的に誘導する機能性RNAの設計と機能評価」
授賞の様子はこちら -
国際学会ICCC2018において当化学専攻の稲富貴裕君がポスター賞を受賞
43rd International Conference on Coordination Chemistry (ICCC2018)
2018年8月2日(木) ポスター賞
稲富 貴裕 (化学専攻生物有機化学専修博士課程後期3年)
"Isolation of Two-coordinated Monomeric Nickel(I) Amide Intermediates in catalytic amination"
装置をバックに賞状と -
第55回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻の稲富貴裕君と松元圭佑君が優秀ポスター賞を受賞
2018年6月31日(土) ポスター賞 優秀賞受賞者
稲富 貴裕 (化学専攻生物有機化学専修博士課程後期3年)
「単核Ni(I)/NHC 錯体を介したアリールアミノ化反応の機構研究」
松元 圭佑 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
「水溶性を付与した蛍光色素二量体の合成と生体分子センシング」 -
福田将虎准教授が月刊雑誌「実験医学6月号」に研究紹介が掲載
生命科学の分野で広く読まれている雑誌「実験医学」に当化学科の福田将虎准教授の最新の研究が紹介されました。
実験医学6月号2018年6月号 Vol.36 No.9
Next Tech Review
RNA情報を編集する新たな遺伝子改変・制御技術 福田 将虎、野瀬 可那子
下の表紙絵をクリックするとホームページにとびます -
草野修平助教が2017年有機合成化学協会塩野義製薬研究企画賞を受賞
この企画賞の目的は有機合成化学分野における萌芽的研究(研究企画)に対して、本会が助成事業の運営の主体となって、賛同企業の寄付をもとに賛同企業名(冠)をつけた助成金を贈呈することにあります。
草野 修平 塩野義製薬 研究企画賞「有機ホウ素触媒ベンゾオキサボロールを基盤としたポリオール類化合物の自在化学変換反応の開発」
有機合成化学協会のHPはこちら -
ISNAC2017(第44回国際核酸化学シンポジウム、日本核酸化学会第1回年会)において当化学専攻の野瀬さんが優秀ポスター賞を受賞
2017年11月14日-16日 ISNAC2017(第44回国際核酸化学シンポジウム、日本核酸化学会第1回年会)(東京理科大学葛飾キャンパス)
ISNAC Outstanding Poster Award 2017 (優秀ポスター賞)
野瀬 可那子 (化学専攻機能生物化学専修博士課程後期2年)
「Functional evaluation of a guide RNA inducing the editing activity of ADAR for site-directed RNA editing」
授賞の様子はこちら -
第5回 水科学と水資源に関する国際会議(ISASWR'17)において当化学専攻の禪院知寛君が優秀ポスター賞を受賞
2017年8月8日-11日 第5回水科学と水資源に関する国際会議(ISASWR'17) (福岡大学)
Poster Award
PP 25 Tomohiro Zenin (禪院 知寛, M1)
「The aggregation of β-lactogloblin induced by thermal denaturation in propylammonium nitrate aqueous solutions.」
授賞の様子 -
福田将虎助教がゲノム編集技術とは一線を画す新たな遺伝子改変技術を開発
福田将虎助教の研究グループは、細胞内で標的RNAに遺伝子変異を導入する「編集ガイドRNA」と呼ばれる機能性RNAを開発しました。近年、ゲノム編集技術をはじめDNAを標的とした遺伝子改変技術が注目されていますが、同じ遺伝情報を持つRNAの変異導入技術は未だ一般的な方法は確立されていません。本研究成果は、標的細胞の遺伝情報を永続的に変換するゲノム編集技術とは一線を画す、RNA変異導入技術の基盤的方法論を示すものであり、基礎研究から疾患の治療薬開発まで幅広い分野での応用が期待されます。
この成果は2月2日英国科学誌ネイチャー(Nature)の姉妹誌である『Scientific Reports』電子版(HPはこちら)に掲載されました。 -
第39回 日本分子生物学会年会において当化学専攻野瀬さん、梅野君、野口君が優秀ポスター賞を受賞
2016年11月30日-12月2日 第31回日本分子生物学会 (パシフィコ横浜)
優秀ポスター賞
野瀬 可那子 (化学専攻機能生物化学専修博士課程後期1年)
「イノシンの生理機能解明を目指した部位特異的A-to-I RNA編集誘導法の開発」
梅野 紘充 (化学専攻機能生物化学専修博士課程前期2年)
「hADAR2によるRNA編集を部位特異的に誘導するガイドRNA」
野口 龍磨 (化学専攻機能生物化学専修博士課程前期1年)
「A-to-I RNA編集によるグアニン四重鎖構造の制御」授賞の様子はこちら
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RNAフロンティアミーティング2016において当化学専攻野瀬さんがベストプレゼンテーション賞を受賞
2016年8月31日-9月2日 RNAフロンティアミーティング2016 (北海道ニセコ)
ベストプレゼンテーション賞
野瀬 可那子 (化学専攻機能生物化学専修博士課程後期1年)
「A-to-I RNA編集を利用した部位特異的なRNA変異導入技術の開発」
授賞式の様子はこちら (左が野瀬さん) -
当化学科の山口敏男教授が平成28年度日本中性子科学会学会賞を受賞
同賞は中性子科学の進歩発展に寄与し、その業績が顕著な者に対して授与されるものです。
受賞テーマは「中性子を用いる液体や溶液の構造とダイナミクスの研究」です。
授賞式と受賞講演が日本中性子科学会第16回年会(2016年12月1日〜2日 名古屋大学)で行われました。
授賞式の様子はこちら -
第53回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻西野さんが最優秀ポスター賞を受賞
2016年7月2日(土) ポスター賞(有機化学分野)最優秀賞受賞者
西野 加奈 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
「シスチンを有する還元応答型シクロファン2量体の合成とホスト機能の評価」
このポスター賞を受け、8月27日(土)に開かれた有機合成化学協会九州山口支部「第28回 若手研究者のためのセミナー」において招待講演を行いました。 -
川田知教授開発の金属錯体に関する論文が英国科学誌「Nature」に掲載、太陽光エネルギーを変換する人工光合成技術の開発へ
自然科学研究機構分子所の正岡重行准教授、近藤 美欧 助教、総合研究大学院の岡村将也博士の研究グループは、福岡大学理部化科の川田知教授と共同で、植物の光合成よりも高い効率で水から酸素を発生する鉄錯体(鉄イオンと有機分子が結合した構造を持つ化合物)の開発に成功し、2016年2月11日に最も権威のある学術誌の一つである英国科学誌 『Nature』のオンライン速報版で公開されました。
論文の詳細はNature HP(英語サイト)へ
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第52回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻中村君が最優秀ポスター賞を受賞
2015年6月27日(土) ポスター賞(有機化学分野)最優秀賞受賞者
中村 和宏 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
「シクロファンを分子基盤としたRAFTポリマーの合成とホスト機能」
このポスター賞を受け、8月30日(日)に開かれた有機合成化学協会九州山口支部「第27回 若手研究者のためのセミナー」において招待講演を行いました。
有功賞
第59回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻の植田 まいさんがポスター賞(優秀賞)を受賞
2022年7月2日(土) 第59回化学関連支部合同九州大会
ポスター賞 優秀賞(高分子・繊維部門)
植田 まい (化学専攻構造物理化学専修博士課程前期2年)
「Poly(2-isopropyl-2-oxazoline)のイオン液体中におけるLCST型相分離とその溶液物性」