福岡大学理学部

地球圏科学科

研究分野紹介

地球圏科学科には大きく3つの分野「地球科学分野」「生物科学分野」「地球物理学分野」(それぞれ個別サイトへのリンク)があります。

岩石圏 -地球科学分野-

地球科学分野の研究では,野外調査を行い,得られた試料を室内での実験や分析を通じて解析します.それをもとに固体地球の成り立ちと歴史を解き明かすのが特 徴です.キーワードは,地層,火山,化石,岩石,鉱物,地熱.これらを対象に,地殻物質の生成,移動,分解過程の解明など,固体地球の物質循環を研究して います.また,地層や化石から得られる過去の情報をもとに,地球表層の古環境変遷や地史的変動過程を解明する研究も行っています

生物圏 -生物科学分野-

生物科学分野は「生物と地球環境のかかわり」を明らかにすることを目的として、4つの研究室がそれぞれの視点から教育と研究を進めています。生物は環境を認識 して行動します。 進化脳科学研究室は認識のしくみに、行動生物学研究室は行動が引き起こされるしくみに注目しています。また、生物は環境に適応した体を持ちます。発生生物 学研究室は体の形が出来上がるしくみに、細胞生物学研究室は体の中で細胞が働くしくみに注目しています。

気圏・水圏 -地球物理学分野-

雲、エアロゾル、大気の流れ、・・・地球と惑星の大気の変動システムの解明に物理学、化学的な手法を使ってアプローチしていきます。複雑そうな自然の仕組 みは物理学、化学によって少しずつ解きほぐされてきています。 フィールド観測、室内実験、コンピュータシミュレーション。最新の科学、情報技術を屈指し て、大気の秘密を解き明かそう