福岡大学理学部

化学科

受験生へのメッセージ

来たれ!理学部で化学を学ぶことこそ、21世紀の技術者に求められている

何故今、理学部の化学を選ぶ必要があるのか?2つの理由

・日本に最後まで残るのは、高度な技術と知識を必要とする化学工業である

 この20~30年で、日本の産業構造は大きく変化しました。産業の空洞化。機械や電機産業など、多くの製造業が安い労働力を求めて海外へと出て行きました。日本に残っているのは何か。その一つは精密に設計された化学物質を扱う化学工業です。新たな物質の創造「ものづくり」は、新たな産業を生み出すInnovationの源となるからです。従って、将来の日本の産業を救うために必要なのは、Applicationではなく、Innovationなのです。これには豊富な知識と高い技術力が必須です。ところで、Innovationは新しい物質を作り出しても生まれますが、同時に新しい理論(Science)に裏付けられることによって大きく展開します。とすれば、21世紀の技術者に最も求められるのは何か。それは化学の知識と技術になるのです。

 

・広くて深い、理学部ならではの知識の吸収が、間違いなく新たなInnovationを生む

 現代の科学技術におけるInnovationはどんなところから生まれるのでしょうか。今や、旧来の学問分野、例えば生物化学と物理化学のような、区切られた化学領域の中で囚われていては、新しい発見はできません。どこかに深い知識を持ちながらも、多くの分野の知識に一通り精通している、そうやって社会に出たときに、現代社会の問題点に対し、その知識と技術をいかんなく発揮して果敢に取り組んでいくことが、誰にもなしえない発見を成し遂げることために必要となってくるのです。とすれば、大学で化学を学ぶのに最も適したところはどこか。それは物理化学、生物化学、有機化学、無機化学、分析化学、量子化学などのあらゆる化学をきちんと学べる理学部の化学科以外にはありません。

 

福大化学科の特色は?

・3年間で最大13の実験科目。講義内容とリンクした実験重視の教育

 一般化学(基礎化学)、有機化学、物理化学、無機分析化学、生物化学、構造化学の6つの実験科目を設定。実践することで多くの知識や技術が楽しく身に付いていきます。基礎的な実験から専門的な実験までを通じ、化学系研究開発職としての基礎的スキルを身に付けていきます。

 

・学生1人ひとりの顔がみえる、距離の近い少人数教育の実践

 化学科教員は総勢28名。一方、一学年の定員は約60名です。1年生の入学直後から、4~5名に1人ずつ、個人的に何でも聞ける教員がつくチュートリアル制度があります。また、卒業研究では1~3名の学生に1人の指導教員がつき、きめ細やかな研究指導が可能です。一方、4名程度の教員が一つのグループに所属して、グループの学生全員の教育に気を配ります。研究は少数精鋭で、教育はチームプレイで。

 

・最先端の装置・設備を用いた、最先端の研究

 充実した最先端の設備を有し、卒業研究、大学院研究において、最先端の研究分野、すなわち新しい化学物質の合成・構造・性質に関する基礎から応用までの幅広い研究に挑戦することができます。総合大学の特長を生かし、学内の他学部や他の大学の研究者との共同研究も盛んに行っています。

大学院への進学について考えてみよう

大学院進学の意義とは?

・大学院で学ぶ多くの経験が、化学の専門職を自分の職業として選ぶための糧となる

 大学院で学ぶこととは一体なんでしょうか。専門的な学問知識や高度な実験技術だけでは社会に出ても目の前の新しい課題に対応できません。むしろ、「研究課題に取り組む姿勢や取り組み方をどれだけ身に付けたか」が非常に大切です。4年生の研究活動は、英語の学術論文を読みこなし、指導者からの指示を理解し、きちんとこなしていくことで手一杯です。自分の研究に正面から向き合えるようになるのは多くの場合、大学院に進学してから。学会で自分の研究を発表することで、自分の研究の位置とその意味を知り、解決すべき課題に自発的に取り組むことができるようになります。こうした経験が社会に出た後の活動に役立つことは言うまでもありません。

 

・中学・高校の理科の教諭に大学院の経験は必要か

 中学・高校の理科の先生は大学院に進学していても、就職後にその専門知識が生かされることはまずありません。しかし教育の現場は今大きく変化しています。大学院の研究は、一つの大きな課題を解決するための気の長い取り組みです。その中で、新たな発想で取り組んだり、研究をまとめたりする過程があり、そのような問題解決の取り組みの経験は学部時代の4年間では培うことができません。そのような経験は教育の現場でも大切です。一方、外国の資料を集めて教育に生かしたり、外国とのつながりを大切にしたりするグローバルな教育も求められています。そのようなところでも大学院での経験は非常に役に立つと考えられます。

 福大大学院理学研究科化学専攻は?

・進学者の人数が増加している

 活発な研究活動を行い、科学研究費補助金などの外部資金を得て研究するスタッフが多くなっています。大学院への進学を勧めるようになり、福大大学院への進学者は10年前より倍増し、約60名中20名強の学部学生が大学院に進学するようになりました。今後さらに増えていくかもしれません。

 

・最先端の研究成果を学生自ら国内学会および国際学会で発表し、評価を得ている

 

・卒業生は企業研究の最先端へ

 多くの卒業生が博士前期課程修了後、企業の研究・技術職に就いています。

 

・飛び級制度があります

 毎年、学部3年間で一定の成績を修めた人には大学院進学への飛び級資格が与えられます。希望者は3年生から4年生になることなく、大学院修士課程1年生に。

 

・TA(ティーチング・アシスタント)や奨学金返還免除を上手く使って経済的に

 大学院生の希望者は全員、アルバイトの形で学部の実験や授業の手伝いをして収入を得ることができます。また、日本学生支援機構からの奨学金を大学院生の期間に受け取っている場合には、学業・研究などが非常に優れた数人は卒業後の返還が免除さることもあります(全額あるいは半額)。

化学科について

学科 問い合わせ先

化学科

〒814-0180
福岡市城南区七隈8丁目19-1
TEL: 092-871-6631(内線2252)
FAX: 092-865-6030
(理学部事務室)

学科新着情報

2018年9月3日 New!

当化学科に8月まで在籍されていた草野助教が理化学研究所に栄転されました。
さみしいながらもご活躍をお祈りいたします。

2018年8月28日 

博士3年の稲富 貴裕君が43rd ICCC2018においてポスター賞を受賞しました。
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2018年6月20日

修士2年の松元圭佑君が第55回化学関連支部合同九州大会において優秀ポスター賞を受賞しました。
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2018年6月20日

福田将虎准教授の研究紹介が「実験医学6月号」に掲載されました。
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2018年5月16日

当化学科におきまして、物質機能化学グループ(無機化学)教授または准教授1名の公募を行います。
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2018年4月2日

当化学科におきまして、機能生物化学グループ教授1名の公募を行います。
詳細はこちら

2018年3月8日

当化学科におきまして、機能生物化学グループ助教1名の公募を行います。
詳細はこちら

2018年1月16日

キャリアデザインフォーラムサテライト企画が1月16日(火)に開催されました。
その時の様子はこちら

2017年12月18日

職員対抗駅伝大会に化学科チームが参加し、3位入賞を果たしました。
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2017年12月9日

草野修平助教が、2017年有機合成化学協会塩野義製薬研究企画賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年11月20日

当化学専攻の野瀬 可那子さんが、国際学会(ISNAC2017)でポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年9月11日

当化学専攻の禪院 知寛君が、第5回水科学と水資源に関する国際会議でポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年8月24日

8/21-24にウルサン大学との交流セミナーが開催されました。
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2017年7月20日

8/5(土)のオープンキャンパスで化学科では公開実験を行います。 詳しくはこちら

2017年4月20日

機能生物化学グループで公募を行います。
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2017年4月1日

新年度が始まり、倉岡 功先生が新たに化学科に赴任されました。
詳しくは教員一覧

2017年2月14日

福田助教の新たな遺伝子改変技術に関する論文が英国科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。
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2017年2月4日

当化学専攻の野瀬さん、梅野君、野口君が、第39回分子生物学会でポスター賞を受賞しました。
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2017年2月4日

当化学専攻の野瀬 可那子さんが、RNAフロンティアミーティング2016でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
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2016年11月17日

山口敏男教授が平成28年度日本中性子科学会学会賞を受賞されました。 詳しくはこちら

2016年10月15日

本年度も次期就活生に向けて就職懇談会を開催しました。

2016年07月30日

本年度も福岡大学オープンキャンパスにおいて、化学科では様々な公開実験を実施する予定です。
日時 8月6日(土) 場所 9号館3階学生実験室

2016年4月1日

新年度が始まり、真田 雄介先生と市川 慎太郎先生が新たに化学科に赴任されました。
詳しくは教員一覧

2016年2月19日

川田教授の鉄錯体に関する論文が英国科学誌「Nature」に掲載されました。
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