福岡大学理学部

化学科

最近の成果・表彰

当化学科では、様々な研究分野におきまして、世界に先駆ける研究を展開し成果を収めています。
著名な学術誌への掲載から国内の学会での学生ポスター賞に至るまで最近の特記に値する成果を下記に示します。

  • 小柴琢己教授らのグループがミトコンドリア機能を司るプロヒビチン複合体の立体構造の一端を世界で初めて解明

    福岡大学理学部化学科の小柴琢己教授らの研究グループは、ミトコンドリアの機能を司るプロヒビチン複合体の立体構造の一端を世界で初めて解明し、同複合体によるミトコンドリア機能の調節の仕組みを明らかにしました。プロヒビチン複合体は、ミトコンドリア疾患に関与する複数のタンパク質とも結合することが本研究で確認されており、今回の研究成果は今後のミトコンドリア疾患や病態の創薬開発への応用を進めていく上での手助けになることが期待されます。

     この成果は、米国・Cell Pressの学術誌『iScience』に掲載されました(2019年9月5日付)。詳しくは、こちらの大学HPのプレスリリースをご覧ください。

  • 第56回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻の植松尊君が若手研究者奨励賞(無機化学)を、柴田佳奈さんがポスター賞(優秀賞)を受賞

    2019年7月13日(土) 第56回化学関連支部合同九州大会
    若手研究者奨励賞(無機化学分野)
    植松 尊 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期1年)
    「ビスピリジルピラゾレート架橋Cu(II)二核TCNQからなる梯子状錯体の合成と性質」
    ポスター賞 優秀賞(有機化学分野)
    柴田 佳奈 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
    「ダブシルジスルフィド部位を有する刺激応答型シクロファンの合成と会合特性の評価」
     
    植松君のポスターの様子はこちら


    柴田さんの賞状はこちら


  • 石川助教、川田教授らの研究チームの二核Cu錯体の研究成果が王立化学会誌「CrystEngComm」に掲載されました

    福岡大学理学部化学科の石川立太助教・川田知教授の研究グループは大阪大学構造熱科学研究センターとの共同で、多彩な配位構造を有する二核Cu錯体を発表し、その成果が王立化学会誌「CrystEngComm」に掲載されました。

    詳しくは、こちら⇒ journal HP

  • 倉岡功教授のグループが飲酒で生じるアセトアルデヒドによる”がん”の原因になる化学構造を世界で初めて発見

    福岡大学理学部化学科の倉岡功教授の研究グループは、大阪大学基礎工学部の岩井成憲教授との共同研究によって、飲酒により生じるアセトアルデヒドがDNAに傷をつけ、“がん”の原因になる「傷の化学構造」を世界で初めて発見しました。
    この傷は、太陽の紫外線によってできるDNAの傷と構造がよく似ており、紫外線が“がん”を引き起こす仕組みと同じように、アルコールの摂取が“がん”を引き起こすと考えられます。

     この成果は、『Scientific Reports』に掲載されました(2019年1月24日付)。詳しくは、こちらの大学HPのプレスリリースをご覧ください。

    また、以上の情報は、2月8日のRKB「今日感ニュース」で放送されたました。 
    放映タイトル「飲酒はがんの直接的原因」
    ※動画は昨今はやりのコンプライアンスのために掲載できません。ご了承ください。

  • 塩井成留実助教が世界で初めて毒ヘビの毒を不活性化するタンパク質の立体構造解析に成功

    塩井(青木)成留実助教研究グループは、北海道大学薬学部の前仲勝実教授のグループと共同で、世界で初めてヘビ毒と毒不活性化タンパク質複合体の立体構造解析に成功し、その成果が、米国学術雑誌(Journal of Biological Chemistry)のオンライン版に掲載されました(平成30年11月29日)。
    研究グループは、毒ヘビが自らの毒から身を守るために備えた毒不活性化タンパク質を発見しました。毒ヘビが持つ毒不活性化タンパク質がどのように効率的かつ効果的にその機能を発揮できるのかを解明したこの成果は、毒ヘビ咬傷治療薬の開発に期待が持てます。現在、塩井(青木)助教は、シンガポール国立大学で世界のヘビ毒成分について研究し、新規治療薬創成の基盤づくりを行っています。その様子は、『実験医学11月号』(羊土社)でも紹介されています。

    詳しくは、こちらの大学HPのプレスリリースをご覧ください。

  • 第12回バイオ関連化学シンポジウムにおいて当化学専攻の野瀬さんがポスター賞(RSC賞)を受賞

    2018年9月9日-11日 第12回バイオ関連化学シンポジウム(大阪大学吹田キャンパス)
    ポスター発表賞(RSC賞)
    野瀬 可那子 (化学専攻機能生物化学専修博士課程後期3年)
    「RNA編集を部位特異的に誘導する機能性RNAの設計と機能評価」

    授賞の様子はこちら


  • 国際学会ICCC2018において当化学専攻の稲富貴裕君がポスター賞を受賞

    43rd International Conference on Coordination Chemistry (ICCC2018)
    2018年8月2日(木) ポスター賞
    稲富 貴裕  (化学専攻生物有機化学専修博士課程後期3年)
    "Isolation of Two-coordinated Monomeric Nickel(I) Amide Intermediates in catalytic amination"

    装置をバックに賞状と


  • 第55回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻の稲富貴裕君と松元圭佑君が優秀ポスター賞を受賞

    2018年6月31日(土) ポスター賞 優秀賞受賞者
    稲富 貴裕  (化学専攻生物有機化学専修博士課程後期3年)
    「単核Ni(I)/NHC 錯体を介したアリールアミノ化反応の機構研究」
    松元 圭佑  (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
    「水溶性を付与した蛍光色素二量体の合成と生体分子センシング」

  • 福田将虎准教授が月刊雑誌「実験医学6月号」に研究紹介が掲載

    生命科学の分野で広く読まれている雑誌「実験医学」に当化学科の福田将虎准教授の最新の研究が紹介されました。

    実験医学6月号2018年6月号 Vol.36 No.9
    Next Tech Review
    RNA情報を編集する新たな遺伝子改変・制御技術  福田 将虎、野瀬 可那子

    下の表紙絵をクリックするとホームページにとびます


  • 草野修平助教が2017年有機合成化学協会塩野義製薬研究企画賞を受賞

    この企画賞の目的は有機合成化学分野における萌芽的研究(研究企画)に対して、本会が助成事業の運営の主体となって、賛同企業の寄付をもとに賛同企業名(冠)をつけた助成金を贈呈することにあります。

    草野 修平 塩野義製薬 研究企画賞「有機ホウ素触媒ベンゾオキサボロールを基盤としたポリオール類化合物の自在化学変換反応の開発」
    有機合成化学協会のHPはこちら

  •  ISNAC2017(第44回国際核酸化学シンポジウム、日本核酸化学会第1回年会)において当化学専攻の野瀬さんが優秀ポスター賞を受賞

    2017年11月14日-16日 ISNAC2017(第44回国際核酸化学シンポジウム、日本核酸化学会第1回年会)(東京理科大学葛飾キャンパス)
    ISNAC Outstanding Poster Award 2017 (優秀ポスター賞)
    野瀬 可那子 (化学専攻機能生物化学専修博士課程後期2年)
    「Functional evaluation of a guide RNA inducing the editing activity of ADAR for site-directed RNA editing」

    授賞の様子はこちら

  • 第5回 水科学と水資源に関する国際会議(ISASWR'17)において当化学専攻の禪院知寛君が優秀ポスター賞を受賞

    2017年8月8日-11日 第5回水科学と水資源に関する国際会議(ISASWR'17) (福岡大学)
    Poster Award
    PP 25 Tomohiro Zenin (禪院 知寛, M1)
    「The aggregation of β-lactogloblin induced by thermal denaturation in propylammonium nitrate aqueous solutions.」

    授賞の様子


  • 福田将虎助教がゲノム編集技術とは一線を画す新たな遺伝子改変技術を開発

    福田将虎助教の研究グループは、細胞内で標的RNAに遺伝子変異を導入する「編集ガイドRNA」と呼ばれる機能性RNAを開発しました。近年、ゲノム編集技術をはじめDNAを標的とした遺伝子改変技術が注目されていますが、同じ遺伝情報を持つRNAの変異導入技術は未だ一般的な方法は確立されていません。本研究成果は、標的細胞の遺伝情報を永続的に変換するゲノム編集技術とは一線を画す、RNA変異導入技術の基盤的方法論を示すものであり、基礎研究から疾患の治療薬開発まで幅広い分野での応用が期待されます。
    この成果は2月2日英国科学誌ネイチャー(Nature)の姉妹誌である『Scientific Reports』電子版(HPはこちら)に掲載されました。

  • 第39回 日本分子生物学会年会において当化学専攻野瀬さん、梅野君、野口君が優秀ポスター賞を受賞

    2016年11月30日-12月2日 第31回日本分子生物学会 (パシフィコ横浜)
    優秀ポスター賞
    野瀬 可那子 (化学専攻機能生物化学専修博士課程後期1年)
    「イノシンの生理機能解明を目指した部位特異的A-to-I RNA編集誘導法の開発」
    梅野 紘充 (化学専攻機能生物化学専修博士課程前期2年)
    「hADAR2によるRNA編集を部位特異的に誘導するガイドRNA」
    野口 龍磨 (化学専攻機能生物化学専修博士課程前期1年)
    「A-to-I RNA編集によるグアニン四重鎖構造の制御」

    授賞の様子はこちら



  • RNAフロンティアミーティング2016において当化学専攻野瀬さんがベストプレゼンテーション賞を受賞

    2016年8月31日-9月2日 RNAフロンティアミーティング2016 (北海道ニセコ)
    ベストプレゼンテーション賞
    野瀬 可那子 (化学専攻機能生物化学専修博士課程後期1年)
    「A-to-I RNA編集を利用した部位特異的なRNA変異導入技術の開発」

    授賞式の様子はこちら (左が野瀬さん)


  • 当化学科の山口敏男教授が平成28年度日本中性子科学会学会賞を受賞

    同賞は中性子科学の進歩発展に寄与し、その業績が顕著な者に対して授与されるものです。
    受賞テーマは「中性子を用いる液体や溶液の構造とダイナミクスの研究」です。

    授賞式と受賞講演が日本中性子科学会第16回年会(2016年12月1日〜2日 名古屋大学)で行われました。

    授賞式の様子はこちら
  • 第53回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻西野さんが最優秀ポスター賞を受賞

    2016年7月2日(土) ポスター賞(有機化学分野)最優秀賞受賞者
    西野 加奈  (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
    「シスチンを有する還元応答型シクロファン2量体の合成とホスト機能の評価」

    このポスター賞を受け、8月27日(土)に開かれた有機合成化学協会九州山口支部「第28回 若手研究者のためのセミナー」において招待講演を行いました。

  • 川田知教授開発の金属錯体に関する論文が英国科学誌「Nature」に掲載、太陽光エネルギーを変換する人工光合成技術の開発へ

    自然科学研究機構分子所の正岡重行准教授、近藤 美欧 助教、総合研究大学院の岡村将也博士の研究グループは、福岡大学理部化科の川田知教授と共同で、植物の光合成よりも高い効率で水から酸素を発生する鉄錯体(鉄イオンと有機分子が結合した構造を持つ化合物)の開発に成功し、2016年2月11日に最も権威のある学術誌の一つである英国科学誌 『Nature』のオンライン速報版で公開されました。
    論文の詳細はNature HP(英語サイト)へ

  • 第52回化学関連支部合同九州大会において当化学専攻中村君が最優秀ポスター賞を受賞

    2015年6月27日(土) ポスター賞(有機化学分野)最優秀賞受賞者
    中村 和宏 (化学専攻ナノ化学専修博士課程前期2年)
    「シクロファンを分子基盤としたRAFTポリマーの合成とホスト機能」

    このポスター賞を受け、8月30日(日)に開かれた有機合成化学協会九州山口支部「第27回 若手研究者のためのセミナー」において招待講演を行いました。




 

化学科について

学科新着情報

2019年9月6日 New!

小柴琢己教授のミトコンドリア機能に関する論文が米国・Cell Pressの学術誌「iScience」誌に掲載されました
詳しくはこちら

2019年9月4日 New!

第56回化学関連支部合同九州大会において修士2年の柴田佳奈さんが優秀ポスター賞(有機化学)を、修士1年の植松尊君が若手研究者奨励賞(無機化学)受賞しました。
詳しくはこちら

2019年8月26日 

8/21-24にウルサン大学との交流セミナーが開催されました。
その様子はこちら

2019年7月16日

石川助教・川田教授の二核Cu錯体に関する論文が王国化学会誌「CrystEngComm」に掲載されました。
詳しくはこちら

2019年7月3日

化学教育専門の准教授または講師1名の公募を行います。
詳細はこちら

2019年5月28日 

機能生物化学グループ助教1名の公募を行います。
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2019年4月1日

新年度が始まり、小柴 琢己教授と竹立 新人助教が新たに化学科に赴任されました。
詳しくは教員一覧

2019年3月12日 

安藤功先生、山口武夫先生、田中英彦先生御退職記念祝賀会が無事開催されました。

当日の様子はこちら

2019年2月1日

倉岡教授の飲酒とがんとの関連性に関する研究が英国科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。
詳細はこちら

2019年1月30日

有機生物化学グループ助教1名の公募を行います。
詳細はこちら

2018年12月14日 

塩井(青木)助教の毒ヘビに関する研究が米国学術雑誌 Journal of Biological Chemistry に掲載されました。

詳しくはこちら

2018年11月26日 

キャリアデザインフォーラム2018を11月24日(土)に開催しました。
就活生のみならず、2年生のみなさんにも参加していただき、ありがとうございました。
詳しくはこちら

2018年10月3日

当化学専攻の野瀬 可那子さんが、第12回バイオ関連化学シンポジウムでポスター発表賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2018年9月3日

当化学科に8月まで在籍されていた草野助教が理化学研究所に栄転されました。
さみしいながらもご活躍をお祈りいたします。

2018年8月28日 

博士3年の稲富 貴裕君が43rd ICCC2018においてポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2018年6月20日

修士2年の松元圭佑君が第55回化学関連支部合同九州大会において優秀ポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2018年6月20日

福田将虎准教授の研究紹介が「実験医学6月号」に掲載されました。
詳しくはこちら

2018年5月16日

当化学科におきまして、物質機能化学グループ(無機化学)教授または准教授1名の公募を行います。
詳細はこちら

2018年4月2日

当化学科におきまして、機能生物化学グループ教授1名の公募を行います。
詳細はこちら

2018年3月8日

当化学科におきまして、機能生物化学グループ助教1名の公募を行います。
詳細はこちら

2018年1月16日

キャリアデザインフォーラムサテライト企画が1月16日(火)に開催されました。
その時の様子はこちら

2017年12月18日

職員対抗駅伝大会に化学科チームが参加し、3位入賞を果たしました。
詳しくはこちら

2017年12月9日

草野修平助教が、2017年有機合成化学協会塩野義製薬研究企画賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年11月20日

当化学専攻の野瀬 可那子さんが、国際学会(ISNAC2017)でポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年9月11日

当化学専攻の禪院 知寛君が、第5回水科学と水資源に関する国際会議でポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年8月24日

8/21-24にウルサン大学との交流セミナーが開催されました。
詳しくはこちら

2017年7月20日

8/5(土)のオープンキャンパスで化学科では公開実験を行います。 詳しくはこちら

2017年4月20日

機能生物化学グループで公募を行います。
詳しくはこちら

2017年4月1日

新年度が始まり、倉岡 功先生が新たに化学科に赴任されました。
詳しくは教員一覧

2017年2月14日

福田助教の新たな遺伝子改変技術に関する論文が英国科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。
詳しくはこちら

2017年2月4日

当化学専攻の野瀬さん、梅野君、野口君が、第39回分子生物学会でポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年2月4日

当化学専攻の野瀬 可那子さんが、RNAフロンティアミーティング2016でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2016年11月17日

山口敏男教授が平成28年度日本中性子科学会学会賞を受賞されました。 詳しくはこちら

2016年10月15日

本年度も次期就活生に向けて就職懇談会を開催しました。

2016年07月30日

本年度も福岡大学オープンキャンパスにおいて、化学科では様々な公開実験を実施する予定です。
日時 8月6日(土) 場所 9号館3階学生実験室

2016年4月1日

新年度が始まり、真田 雄介先生と市川 慎太郎先生が新たに化学科に赴任されました。
詳しくは教員一覧

2016年2月19日

川田教授の鉄錯体に関する論文が英国科学誌「Nature」に掲載されました。
詳しくはこちら

学科 問い合わせ先

化学科

〒814-0180
福岡市城南区七隈8丁目19-1
TEL: 092-871-6631(内線2252)
FAX: 092-865-6030
(理学部事務室)