福岡大学理学部

化学科

化学科Q&A

これまで寄せられた疑問・質問についてまとめてみました。気になる質問をクリックしてみてください。

Question

  1. 化学科は工学的なことが学べないので企業への就職が工学部よりむつかしいのではないですか 就職してから工学部卒業生におくれを取ることはありませんか?
  2. 化学科を卒業してなれる仕事って何ですか?
  3. 福岡県内で就職することはできますか。就職して東京や大阪等に行く人はいますか?
  4. どんな資格をとれますか?
  5. 理科教員を目指していますが、教育大とどんな違いがありますか?
  6. 企業が福大化学科の卒業生に期待することは何ですか?
  7. 大学院を勧められましたが、大学院ってどんなところですか?
  8. 化学科の研究教育の特色を教えてください
  9. オープンキャンパスはいつ行われていますか 化学科への訪問は可能ですか?
  10. 公務員になりたいのですが、どうすればよいですか?

Answer

1.化学科は工学的なことが学べないので企業への就職が工学部よりむつかしいのではないですか?就職してから工学部卒業生におくれを取ることはありませんか?

 いいえ、工学部の応用化学と理学部の化学の就職先に違いはありません。求人の実績も全く同じです。また、どちらが優れているということもありません。

 会社では大学で学んだことの他に、全く新しい会社独自の専門知識や特殊技術を身につけることになりますが、それらは就職してから同じように学びます。大事なことはこれらを学ぶ際に、「基礎となる知識・技術がなんであるか」です。

 理学部化学科の研究教育で工学部と違って習わないのは、工場などの生産現場で必要な生産ラインに必要なプロセスなどの物理的な知識や技術、電気、機械に関する知識です。そのかわりに、化学科では有機化学、無機化学、物理化学、生物化学のより詳しい知識と技術を学び、その知識を基に科学的な思考をもって新たな問題にアプローチする訓練を受けます。技術系の企業の採用担当が化学分野の卒業生に一番期待するのは、高等学校から培われてきた広範な化学の知識とそれを基にした考察力です。これは就職してから身に付けるには時間的な制限もあり、ほとんど無理だと考えられます。
 それに加え、化学科の卒業生は様々な化学物質の測定方法を身に付けていることで、食品・化粧品会社の品質管理や環境分析などの分野にも対応することが可能です。(化学科に進学することのメリットはこちらに)

 

2.化学科を卒業してなれる仕事って何ですか

 主に、次のような仕事をする卒業生がいます。
①食品会社や材料メーカー、医薬品メーカーの開発研究職(大学院卒)
②同じく、品質管理 
③河川や土壌、大気物質などの環境分析
④製薬会社、医療機器メーカーの技術営業
⑤薬品メーカーあるいは薬品販売商社などの技術営業
⑥IT関連、コンピュータシステムの構築やメンテナンス
⑥公務員(消防、警察など)
⑦教員(小学校、中学校、高等学校)

 しかし、世の中はますます多様化し、新しい技術が生まれることで、新しい産業も次々に生まれています。皆さんが卒業する時には、もっと新しい分野にぜひチャレンジしていってほしいと思います。

 

3.福岡県内で就職することはできますか。就職して東京や大阪等に行く人はいますか

 福岡県内の技術職も、たくさんの卒業生が就職しています。主に食品メーカーその他、九州に地盤をおくメーカーです。ただし、企業の数が限られますので、研究開発・技術職に就きたいのであれば、東京や大阪で就職することも考えておく必要があります。毎年おおよそ半数は県外に就職します。

 

4.どんな資格をとれますか

 まず大きなものは教員免許です。4年間のうちに必要な単位を取得することで、中学、高等学校理科の教員の資格が得られます。小学校の教員資格も同時に取得可能です(聖徳大学教員による通信教育課程)。また、同じく必要な単位を取得すれば、博物館学芸員の資格が取れます。その他、化学分野の知識を生かして環境計量士、作業環境測定士、危険物取扱者などの資格を取ることも可能です。

 

5.企業が福大化学科の卒業生に期待することは何ですか

 福岡大学は、全国の大学の中でもコミュニケーション能力の高い学生が最も多く輩出することでよく知られています。このため、中小のメーカー等において、技術と営業のどちらも要求されるようなところで非常に重宝されています。このコミュニケーション能力は九州の土地柄もありますが、化学科は教員と学生の距離が近く、アットホームな雰囲気なため、目上の人と話をする機会や、学生同士が助け合って様々な問題を乗り越える機会が多く、入学してからも身に付けていくことが可能です。

 情報関連の求人も多いです。コンピュータシステムの構築やメンテナンスに関わる仕事などは、クライアントの要求に沿った開発が必要なため、対人能力のある人が求められます。

 また、直接化学薬品を開発するだけではなく、さまざまな製造業にかかわる職種で化学の知識が必要とされています。半導体メーカーや金属加工、機械工業や家具、エネルギー産業など、幅広い求人があります。

 

6.理科教員を目指していますが、教育大とどんな違いがありますか

 理科の教員を目指す学生もほかの学生と同じ科目を履修し、卒業論文研究も行います。専修免許(大学院を卒業すると取得できる)についても同じです。大切なことは、教育方法に関する研究ではなく、世界最先端の化学研究を卒業論文研究や修士論文研究において行う中で、研究活動のために必要な広範な知識や測定技術、英文読解能力、プロジェクト研究の進め方、わかりやすい発表の仕方を学んでいくことです。これらの経験や知識を持つ教員は、たくさんの引き出しを持っています。生徒に伝えるための、その一言の重みが違う、間違いなくそう思います。

 

7.大学院を勧められましたが、大学院ってどんなところですか

 大学院生が日々行っていることは、研究活動、講義の受講、研究室における様々な活動の運営管理、TA(ティーチングアシスタント)などなどです。特に重要なのは研究活動ですが、4年生の卒業研究と大きく異なるのは、次の点です。4年生の研究では学生が研究テーマの設定、研究方針や実験手法などを一つずつ教わりながら進めるのに対して、大学院では研究テーマのみ、教員から渡されるのみで、研究計画については自分で考えて教員と相談しながら進められるようになります。4年生のうちに学術論文を読むことができるようになっているため、研究の背景にある様々な専門的な知識についても習得する準備ができていますので、どんどん広がっていきます。

 就職活動で技術系の企業の面接に行くと、たくさんの大学院生が受けに来ています。大学院に進学する学生の多くは、化学の知識を生かせるような望みの企業に就職するためには大学院生でないと勝負できない、そういう気持ちがあるようです。

 一方で、理科の教員についても同じです。専門的な知識の引き出しは、大学生のうちにどんどん大きくなりますが、大学院を卒業することで十分な知識を持って教職に臨むことができます。母校の先生から勧められることも多いようです。

 

8.化学科の研究教育の特色を教えてください

 最近の学生の中には、医薬品、化粧品に関する仕事に就きたいと考える人が多いようです。そのため、研究には大きく分けて3つの方向性を持たせています。
①機能を持った有機化合物や無機化合物の設計から合成、またその合成方法の開発など、モノづくりを主体に行う研究
②生命現象の解明を行うため、DNA、RNA、タンパク質などの生命を司る分子の機能と役割を解明する研究
③機能性物質の化学的性質や歴史的資料のルーツなどを解明する研究

これらの研究を行うため、講義と実験を通して有機化学、無機化学、生物化学、物理化学、分析化学などの分野について学ぶ必要があります。

 

9.オープンキャンパスはいつ行われていますか 化学科への訪問は可能ですか

 福岡大学のオープンキャンパスが例年8月第1週の土曜日に行われています。理学部化学科も同じ日程で行います。
 それ以外の日程で化学科を見学したい場合も大歓迎です。ただし、教員の都合がありますので、事前にアポイントを取ってください

化学科HPトップページ連絡先

 

10.公務員になりたいのですが、どうすればよいですか

 公務員になるためには、公務員試験をパスすることが必要ですが、大学のカリキュラムには公務員対策を考えた講義などはありません。公務員を希望する学生は、大学内にあるエクステンションセンターで毎週土曜日などにある講座を受講し、学業とは別に勉強をしています。習得すべき知識が多いので、早いうちから取り組む必要があります。

エクステンションセンターHPはこちらへ

 

化学科について

学科 問い合わせ先

化学科

〒814-0180
福岡市城南区七隈8丁目19-1
TEL: 092-871-6631(内線2252)
FAX: 092-865-6030
(理学部事務室)

学科新着情報

2018年9月3日 New!

当化学科に8月まで在籍されていた草野助教が理化学研究所に栄転されました。
さみしいながらもご活躍をお祈りいたします。

2018年8月28日 

博士3年の稲富 貴裕君が43rd ICCC2018においてポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2018年6月20日

修士2年の松元圭佑君が第55回化学関連支部合同九州大会において優秀ポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2018年6月20日

福田将虎准教授の研究紹介が「実験医学6月号」に掲載されました。
詳しくはこちら

2018年5月16日

当化学科におきまして、物質機能化学グループ(無機化学)教授または准教授1名の公募を行います。
詳細はこちら

2018年4月2日

当化学科におきまして、機能生物化学グループ教授1名の公募を行います。
詳細はこちら

2018年3月8日

当化学科におきまして、機能生物化学グループ助教1名の公募を行います。
詳細はこちら

2018年1月16日

キャリアデザインフォーラムサテライト企画が1月16日(火)に開催されました。
その時の様子はこちら

2017年12月18日

職員対抗駅伝大会に化学科チームが参加し、3位入賞を果たしました。
詳しくはこちら

2017年12月9日

草野修平助教が、2017年有機合成化学協会塩野義製薬研究企画賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年11月20日

当化学専攻の野瀬 可那子さんが、国際学会(ISNAC2017)でポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年9月11日

当化学専攻の禪院 知寛君が、第5回水科学と水資源に関する国際会議でポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年8月24日

8/21-24にウルサン大学との交流セミナーが開催されました。
詳しくはこちら

2017年7月20日

8/5(土)のオープンキャンパスで化学科では公開実験を行います。 詳しくはこちら

2017年4月20日

機能生物化学グループで公募を行います。
詳しくはこちら

2017年4月1日

新年度が始まり、倉岡 功先生が新たに化学科に赴任されました。
詳しくは教員一覧

2017年2月14日

福田助教の新たな遺伝子改変技術に関する論文が英国科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。
詳しくはこちら

2017年2月4日

当化学専攻の野瀬さん、梅野君、野口君が、第39回分子生物学会でポスター賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2017年2月4日

当化学専攻の野瀬 可那子さんが、RNAフロンティアミーティング2016でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
詳しくはこちら

2016年11月17日

山口敏男教授が平成28年度日本中性子科学会学会賞を受賞されました。 詳しくはこちら

2016年10月15日

本年度も次期就活生に向けて就職懇談会を開催しました。

2016年07月30日

本年度も福岡大学オープンキャンパスにおいて、化学科では様々な公開実験を実施する予定です。
日時 8月6日(土) 場所 9号館3階学生実験室

2016年4月1日

新年度が始まり、真田 雄介先生と市川 慎太郎先生が新たに化学科に赴任されました。
詳しくは教員一覧

2016年2月19日

川田教授の鉄錯体に関する論文が英国科学誌「Nature」に掲載されました。
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